ニュース

石綿被害伝える写真展 クボタショックから18年

お知らせ

 2023年6月23-25日に患者や家族ら21人の思いを伝える写真展が開かれました。写真展に関する新聞記事を紹介します。

 神戸新聞6/23付で、連絡会の共同代表で夫を中皮腫で亡くした平地千鶴子さんは「患者は次から次に出てきている。何も終わっていない」と話したとあります。

 毎日新聞6/24付で、尼崎労働者安全衛生センターの飯田浩事務局長は「被害は今後も全国的に広がる恐れがあり、多くの人に知ってほしい」と話す、と記載されます。

 6月25日の朝日新聞で、クボタの旧工場近くで生まれ育った妻を中皮腫で亡くした庄司光雄さんが、「死への恐怖を持ちながら高額の医療費、生活費を心配するのはあまりにも酷なこと。本人や家族が疲労こんぱいしている実情を、国は十分に考えてほしい」とパネルにつづった、とあります。

 同日の読売新聞で、飯田事務局長は「写真展で当事者の『声』を聞いてほしい」と話していると記載されます。