アスベストについて

アスベスト、石綿関連疾患、被害救済の制度、予防に関するサイトを紹介します。

アスベストとは

石綿関連疾患の医療

石綿健康被害救済の制度

アスベスト(石綿)被害救済の制度は、主に4つです。
連絡会は「すき間のない救済」を目指し、石綿救済法改正を求めています。

4つの制度があります！

法律	所管	給付	財源
労災法	厚生労働省	労災補償	労災保険
石綿救済法	厚生労働省	特別遺族給付金	労災保険
石綿救済法	環境省	救済給付	基金
建設アスベスト給付金法	厚生労働省	建設アスベスト給付金	基金

1労災補償・公務災害

アスベスト被害の多くは、職場でのアスベスト粉じんの吸入です。その場合ほとんど労災が適用されます。
特に建設業は身分が複雑です。また、石綿疾患の種類によって認定基準が異なります。
請求の手続き、決定内容の請求人への開示、不服審査の資料は下記のとおりです。

2特別遺族給付金

2006年運動と世論によって、労災遺族補償が5年で時効になったかたを救済することにしました。
石綿疾患は潜伏期間が長く、労災になることに気づきにくいので、この制度の継続が必要です。
計画的な個別周知と、労災時効制度(特別遺族給付金)はセットです。

3救済給付

労災がきかない工場周辺の住民(アスベスト公害)、作業者家族などが対象です。
生活保障の制度にするため、石綿救済法の改正が必要です。
労災との併給が可能な場合もあります(労災休業補償を受けられない場合や、休業補償の額が著しく低い場合)。
請求の手続き、環境省による判定内容の請求人への情報提供、不服審査の資料は下記のとおりです。

4建設アスベスト給付金

1975-2004年に屋内で建設業に従事するなどして、石綿疾患になった場合、労災や救済の上乗せ賠償として支給されます(国の責任で)。

5石綿健康管理手帳

石綿作業をした労働者が離職した場合、石綿健康管理手帳を労働局から交付してもらい、国の費用で健康診断が受けられます。