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東海ブロックの会合で、久永先生の講演

お知らせ 医療

 3月29日、愛知県芸術文化センターで、久永直見先生(三重県建設国民健康保険組合顧問医)の「アスベスト対策に取り組んで43年」と題する講演をしていただきました。

 まず、アスベストと健康障害、職業性健康障害の歴史におけるアスベストについて、とてもわかりやすく解説されました。

 蛇紋岩にアスベストが含まれることについて、その危険性を指摘。

 1980年代から、愛知の研究者グループで取り組んできたことを紹介。当時、日本の現場へ大工修行に来た米国青年が、アスベスト建材から粉じんが飛散するのを見て逃げ出したエピソードから、全京都建築労働組合がアスベスト対策に取り組み始めたということです。

宇田川先生労災裁判、名古屋高裁逆転認定に協力

 久永先生は名古屋において、教師の中皮腫裁判に協力。

 遺族の宇田川世話人があきらめず、この困難なたたかいに勝ちぬいたわけですが、久永先生は改めて学問的に宇田川先生の症例を考察して下さいました。

 さらに最近の争点として、石綿肺が「特発性(原因不明)の間質性肺炎」と誤診されている問題を説明。また、石綿曝露者に血液のがんが発症している可能性があり、石綿作業をして白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を発症している情報を教えてほしいと述べました。

 講演後に茶話会も行い、尼崎・東海支部の交流を深めました。