石綿救済法改正を! 第4回総会を開催
2024年1月27日に尼崎市中小企業センターで、連絡会の第4回総会を開催しました。
総会議案(活動報告、会計報告、会計監査、活動方針、会則改正案、役員案)が採択されました。
情報交換
会報を隔月に発行し、ホームページを改訂・更新しました。それらを継続します。
交流・親睦と学習
尼崎・東海支部、西日本支部、東日本支部の各支部ごとに交流を深めました。
制度などを勉強し、仲間の救済をめざします。
相互支援・相談
相談活動を行い、国会議員のところに省庁を呼んでもらい、交渉しました。
その内容は厚生労働省による中皮腫遺族への個別周知、自衛隊の石綿公務災害、国鉄の特別遺族給付金制度、建設アスベスト給付金の石綿肺診断書様式、地方公務員の教育職員認定、じん肺管理区分制度の見直しなどです。
制度の改善--石綿救済法改正が必要
石綿健康被害救済小委員会の報告書は「ゼロ回答」であり、中央環境審議会環境保健部会は小委員会を廃止しました。
石綿救済法は環境省関係(救済給付)と厚生労働省関係(特別遺族給付金)からなるので、制度を見直して「すき間ない救済」を実現するため、公平な構成による石綿健康被害救済推進協議会が必要です。
それとともに、泉南や建設アスベストで国の責任が認められており、がん対策基本法で希少がん・難治がん研究促進への配慮が規定されるので、石綿救済法に国の責任による中皮腫治療研究の促進を盛り込むべきです。
また、労災給付基礎日額の公正な是正制度や、石綿作業が10年以上あれば石綿肺を労災認定することもめざします。これらについて、超党派で取り組みます。
会議
全国世話人会と共同代表会議などを行って、会を運営します。
会則の改正
各支部から代表1名とあるのを「原則として1名」、総会の開催月を「原則2月」に改正しました。
そして、共同代表は平地さん(尼崎・東海支部)・久保さん(西日本支部)に加え、高田宣佳(たかた のりよし)さん(西日本支部)が新たに就任しました。